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流産胎児の染色体検査について
妊娠の喜びから一転、流産の宣告は本当に辛いものです。なぜ?何が悪かったのだろう?原因は?と考えることでしょう。こんなとき、血液検査を行ってもその流産の原因が分かることはほとんどありませんが、胎児(絨毛)の染色体が調べられれば原因が分かること...
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不育症とPGT-A(着床前検査)
不育症の3大原因は抗リン脂質抗体症候群、子宮形態異常、夫婦染色体異常(転座などの構造異常)といわれます。また、女性の年齢が高くなると胎児の染色体異常が起きやすくなり、これを反復する不育症が増えてきます。最近では、3大原因にこの胎児染色体異常...
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コロナ後遺症に不育症?
抗リン脂質抗体症候群と診断するには、臨床所見に加えて抗カルジオリピン抗体やループス・アンチコアグラントが持続陽性であることが必要です。その理由は、ある種のウィルス感染症や細菌感染症によって抗リン脂質抗体が一過性に陽性になることがあり、こうし...
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不育症管理に関する提言
現在わが国には、不育症の原因を調べるために推奨される検査や治療法のガイドラインがありません。2019年に、厚生労働省の不育症研究班の流れを汲むAMED( 国立研究開発法人日本医療研究開発機構)不育症研究班が「不育症管理に関する提言2019」...
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