院長プロフィール
竹下 俊行Toshiyuki Takeshita
私は、日本医科大学産婦人科で長らく不育症の研究と診療に携わってきました。日本医科大学付属病院の不育症外来では、6000名を超える患者さん、カップルの診療にあたりました。不育症には多くの原因・リスク因子があります。私が不育症の研究や診療に本格的に取り組み始めてから30年経ちますが、その間にも多くの知見が集積し新しい検査診断法や治療法が開発されました。
その中には、エビデンス不足から検査や治療法の選択枝から消えて行くものもありました。これまで学会や厚労省(AMED)の研究班では議論の中心にいましたが、これからは分かっていること、分かっていないことを含め、患者さんに寄り添いながら最先端の情報をかみ砕いて説明する役割を担うつもりです。
大学在職中は、いろいろな制約からTLC(Tender Loving Care)を実践してきたとは言えませんが、これからは真のTLCを提供すべく診療にあたりたいと考えています。
不育症の専門家として適切な情報と医療を提供したいと思っています。
お気軽にご相談ください。
経歴
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1981年3月
日本医科大学 医学部卒業
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1986年3月
日本医科大学 大学院医学研究科修了
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1989年8月
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1992年10月
日本医科大学付属第一病院 産婦人科医局長
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1993年10月
日本医科大学 産婦人科学教室講師
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1998年10月
同 助教授
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2003年4月
日本医科大学 産婦人科学教授
日本医科大学大学院女性生殖発達病態学分野大学院教授 -
2021年4月
日本医科大学 名誉教授
所属
- 日本産科婦人科学会(前PGT-A小委員会委員長)
- 日本不育症学会(理事)
- 日本産科婦人科内視鏡学会(監事、前理事長)
- 日本生殖医学会(第65回日本生殖医学会学術講演会会長)
- 日本生殖免疫学会(監事)
- 日本受精着床学会(理事)
- 日本エンドメトリオーシス学会(理事)
- 日本産科婦人科遺伝診療学会
主催学会
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2007年
第25回東京母性衛生学会学術集会
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2009年
第24回日本生殖免疫学会学術講演会
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2013年
第366回東京産科婦人科学会例会
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2014年
第127回関東連合産科婦人科学会総会・学術集会
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2015年
第33回日本絨毛性疾患研究会
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2015年
第23回日本胎盤学会学術集会
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2016年
第34回日本受精着床学会総会・学術講演会
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2017年
第38回日本エンドメトリオーシス学会学術講演会
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2017年
第383回東京産科婦人科学会例会
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2020年
第65回日本生殖医学会学術講演会・総会